夏にぴったりのきものの選び方とは

きものは日本の伝統的な衣類ですが、快適に着こなすためには季節に応じたものを選ぶようにしなければなりません。

特に暑い季節に着るきものを選ぶ場合には、汗だくにならないようにするためにも素材を含め、慎重に見極める必要があるのです。

この点、数ある素材の中でも夏用のきものにおすすめなのが麻です。

麻は繊維が軽く硬いという特徴があるため、それを使って作られた衣類は肌に貼りつきにくく非常に涼しく着ることができます。

他の素材に比べるとシワになりやすかったり、人によっては肌荒れしてしまう恐れがあるという点には注意が必要ですが、それを除くと夏にぴったりの素材であると言うことができるでしょう。

なお、シワは霧吹きをかけて叩いてやると取れるので、そこまで深刻に捉えなくても大丈夫です。

また、麻と並んで暑い季節におすすめの素材がポーラーです。

あまり聞き慣れないかもしれませんが、ポーラーというのはサマーウールと呼ばれる夏場の羊毛から作られている素材で、麻と同じく肌に張りつきにくいという特徴があります。

サマースーツにも使われることが多く、速乾性と適度な保温性が魅力な素材ではあるのですが、麻に比べるとやや厚みがあって熱が篭りやすいという点には留意する必要があります。

朝晩が冷え込む7月上旬や8月下旬から9月にかけてであれば快適に着こなすことができるので、気温が高い7月中旬から8月中旬の時期を避けて着用するとよいでしょう。